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昨日、FM802の加藤美樹さんの番組『SUPER J-HITS RADIO』で流れたKANさんの新曲『IDEA』を妹から送ってもらいました。(あくまで私的ルートであり、著作権および著作隣接権を侵す手段はとっていません。)

段階的試聴・第5段階まで蓄積して聴いてきたところですが、当然、僕は我慢できずにフルコーラス聴きました(笑)。今日の通勤の友にもなっていて、ずっとヘビーローテーションです。たとえFM802ではヘビーローテーションになっていなくても(笑)。

というわけで、ネタばれ配慮として、CMを挟んで、追記部分にざっくりとファーストインプレッションを書きたいと思います。

これより先、ネタバレ表現を含みますので、閲覧の際はご注意ください。

続きを読む "『IDEA』ファーストインプレッション"

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時間がなかなか取れなかったため、まずはファーストインプレッションとして感じたことを全て箇条書きでどうぞ(^^)

【メロディ】
・1番の最初のフレーズを聴いて、いきなりヒップホップだったもんで、びっくりしたんですが、2番ではラップになってたもんで、さらにびっくり!
・そうか、最近KANさんの金曜コラムでいきなり「ヒップホップ界」にはなんていう言葉が出てきて違和感があったのですが、そっち方面の音楽をこの楽曲でやろうと思って勉強した結果、知識として備わったのかもしれませんね。
・Bメロの【ふわりうかぶ奇跡のアイディア】のメロディーラインはKANさんにしか出来ないフレーズだと思っています。それくらいに絶妙な引きずり方です。

【歌詞】
・KANさんが日頃から経験している「産みの苦しみ」を「タマゴ」「ヒヨコ」「羽」に例えた絶妙な表現。
・僕の中ではKANさんの声のイメージも手伝って「アヒル」を想像しているんですけど、皆さんはどうでしょう?
・1番では「歌詞」「メロディ」「アレンジ」といった自分の作品に直結した表現を用いないことで投影・共感を誘う。
前にも書いたけど、やっぱりこれは発明系の番組の主題歌にピッタリだと思う(ただし1番のみ)。
・2番ではちゃんとKANさん自身のことを描いていて「歌詞」「メロディ」「アレンジ」という文言が登場する。これもまた、KANさんの制作過程を知ることができて嬉しい。

【アレンジ】
・最初は前奏最後のオーケストラヒットと動き回るシンセベースに面食らったけど何度も聴いてるうちに慣れてきたし、むしろ、それがないと物足りなくなった(笑)。
・コード進行はポップスの王道。【B♭から始まり、ベースが徐々に降りていきながら、B♭-F-Gm-Dm-E♭-B♭-E♭-Fと美しく流れる】、いわゆるパッヘルベルの『カノン』なコード進行が随所で繰り返します。
・僕はあっという間に2番のAメロのバックで流れているエレピフェチになりました。カッコイイ!!
・「1番」とか「2番」とか書いていますが、実際僕の気持ち的には「1番」「2番」とか分けたくない作品です。
・なぜなら、つきつめていくと、全編に渡り、ストリングスその他の楽器のフレーズにほとんど同じものが繰り返さない造りになっているからです。
・KANさん自身が「集大成」と銘打つだけあって、過去のたくさんの楽曲から、いろんな部分を「コラージュ」とまでいかなくても「継承」している印象を受けています。
・一番よくわかるのは「ストリングスアレンジ」=「CLOSE TO ME」。
・次にわかるのは「ラップ」=「東京熱帯SQUEEZE」。
・あと、「子供コーラス」=「HAPPY TIME HAPPY SONG」。
・「オーケストラヒット」=「孔雀」(これは強引すぎるかな)。
・そして最後に、散々コード進行として使った『カノン』に敬意を表するように、『カノン』そのものをコラージュ。
・過去に他のアーティストでもよく「カノン」をコラージュしてますが「KANさんがやったらどうなるのかな?」と思ったことがあり、その答えがこの楽曲と言えるのかも。

段階的試聴という形で堂々と自分のアレンジをさらけ出すことができるアーティストって、そうそう居ないと思います。これができるアーティストは、「無駄な音は一音たりとも作らない」という意志をしっかりと持っているのだ思います。

それぞれの音がそこに位置するための意義を持っている。

これぞまさに音楽的建築家【Architect of Music】と勝手に僕が称しているミュージシャンの仕事だなあ、と思ったのです。

え?誉めすぎですか?ひょっとしたらそうかもしれません。でもそれが、僕のこの楽曲に対するファーストインプレッションなのです。

いろいろ書いているうちに考えがなかなかまとまらず、今日は時間切れ。

頭からまった。

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