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本エントリーは、
KAN BAND LIVE TOUR 2009『じゃぁ、スイスの首都は?』
のライブレポートを記載しています。

また、私SEIが参加する初日大阪公演(2/28)、東京公演2days(3/7、3/8)を中心に
思い出しつつどんどん修正し、積み上げて完成させていきますので、
閲覧される時期によっては、不完全だったり誤っていたりする可能性もあります。
ご了承くださいませ。

詳細や更新履歴は、ネタバレを含みますので、本文のさらにCMの後で。
閲覧の際は、ご自身の責任で、十分注意してごらんください。

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続きを読む "KAN BAND LIVE TOUR 2009『じゃぁ、スイスの首都は?』ライブレポート"

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【更新履歴】
09/02/28:新規作成(演奏曲目、衣装、スットボケニセタイトル)
09/03/01:1〜7曲目更新
09/03/02:8〜9曲目更新、その他微更新
09/03/03:10、19曲目更新
09/03/04:20曲目、6曲目後&アンコール前&終演後小ネタ更新
09/03/05:11、12曲目、アンコール登場後小ネタ更新
09/03/07:大阪公演初日分暫定更新終了
09/03/08:東京公演1日目分暫定更新終了
09/03/09:東京公演2日目分を含め、全般的に加筆修正終了
09/03/16:神戸公演ニセツアータイトル加筆
09/03/19:札幌公演ニセツアータイトル加筆
09/03/22:仙台公演ニセツアータイトル加筆
09/03/26:大阪追加公演ニセツアータイトル加筆
09/03/28:東京追加公演ニセツアータイトル加筆、DVD収録につき追記
09/03/31:名古屋公演ニセツアータイトル加筆
09/04/06:福岡公演最終日ニセツアータイトル加筆

全般

まずは、演奏曲目をだだっと載せておきます。


演奏曲目 (初収録アルバム<発売年)
<バンド・最初っから盛り上がろうタイム>
01. 健全 安全 好青年 (野球選手が夢だった。<1990)
02. Happy Birthday (野球選手が夢だった。<1990)
03. TOP SECRET〜誰にもしゃべるな〜 (テレビの中に<1987)
04. Rock’n Soul in Yellow (KREMLINMAN<1999)
05. RED FLAG (一般道路速度超過)(遥かなるまわり道の向こうで<2006)
06. 愛は勝つ (野球選手が夢だった。<1990)

<バンド・徐々にしっとりタイム>
07. GO PLAIN (HAPPY TITLE -幸福選手権-<1989)
08. 結婚しない二人 (東雲 -SHINONOME-<1994)
09. 涙の夕焼け (MAN<1993)
10. 1989(A Ballade of Bobby & Olivia) (野球選手が夢だった。<1990)

<アコースティック・グッとしっとりタイム>
11. 香港SAYONARA (TOKYOMAN<1993)
12. けやき通りがいろづく頃 (野球選手が夢だった。<1990)
13. 今夜はかえさないよ (NO-NO-YESMAN<1987)
14. カラス (Gleam & Squeeze<2001)

<バンド・スタンダードな名曲タイム>
15. ときどき雲と話をしよう (ゆっくり風呂につかりたい<1991)
16. まゆみ (TOKYOMAN<1993)

<バンド・最後に向かって盛り上がろうタイム>
17. 恋はTONIN’ (GIRL TO LOVE<1988)
18. Oxanne〜愛しのオクサーヌ〜 (TIGERSONGWRITER<1998)
19. Superfaker (Gleam & Squeeze<2001)
20. Moon (TOKYOMAN<1993)

<アンコール・最高潮に盛り上がろうタイム>
21. Revolution (The Beatlesカバー<1968)
22. 適齢期LOVE STORY 2009 (GIRL TO LOVE<1988)

<アンコール・優しく弾き語りタイム>
23. 50年後も (KREMLINMAN<1999)


「平均発表年=1993.18年」

ステージ・衣装

ステージセットにマスト(帆)が張られており、海賊船のイメージ。
衣装は世界中の海賊(パイレーツ)を集めた感じ。
KANさんは黒基調の正統派、
ベース西嶋正己さんは白基調、
ドラムス清水淳さんは赤基調(タケちゃんマンかと思った(笑))、
キーボード矢代恒彦さんは青基調で首周りにビラビラのついたもの、
ギター中野豊センパイはジョニーデップ基調(笑)といった感じでした。

スットボケアルバム・楽曲タイトル

MC中に、スットボケてKANさんが発する
ニセ楽曲タイトル、ニセアルバムタイトルです。

・涙の夕焼け
 →スットボケタイトル『涙のペケペケ』(初日大阪公演)
 →スットボケタイトル『涙のフロントホック』(東京公演2日目)

・1989(ナインティーンエイティナイン)
 →邦題『1989(いちきゅうはちきゅう)』(全公演とも)
 →スットボケ収録アルバム『野球選手と女子アナウンサー』

・今夜はかえさないよ
 →スットボケ収録アルバム『チラリズム&ブルース』(初日大阪公演)

スットボケ”やってない”紛れ込ませ楽曲

「適齢期LOVE STORY 2009」の中で、
1曲目からライブ中の演奏曲を振りかぶる「全曲つなげ」を演奏するのが
毎回バンドライブツアーの恒例行事なのですが、
その中で、必ず、本編では一切演奏されたことがない楽曲が
スットボケて紛れ込んでいます。今回は・・・
・・・いわゆる「セクシーなジョーク」です(笑)

『崖の上のポニョ』
♪あの子が大好き まっかっかの
♪ポーニョポーニョポニョ かえるの子
♪あおいうみから やってきた
♪ポーニョポーニョポニョ ふくらんだ
♪おっきな おっぱいの 女の子

「ポーニョポーニョポニョ」のところで手がお椀型に・・・(笑)
「ふくらんだおっきなおっぱい」のところでは・・・ご想像に任せます(笑)
「女の子」のところでかわいくぶりっ子ポーズ(笑)

スットボケニセツアータイトル

毎公演ごとに異なるであろう、今回のツアーのスットボケニセタイトルです。
また、これについては、私が参加していない公演についても、
分かる範囲で書き足していきます。


大阪公演(02/28):『じゃぁ、マグロの稚魚は?』
大阪公演(03/01):『じゃぁ、マグロの稚魚は?』
東京公演(03/07):『じゃぁ、巣鴨の次は?』
東京公演(03/08):『じゃぁ、巣鴨の次は?』
神戸公演(03/15):『じゃぁ、清水の趣味は?』
札幌公演(03/18):『じゃぁ、清水の趣味は?』
仙台公演(03/20):『大きなおっぱいの女の子』
大阪公演(03/25):『大きなおっぱいの女の子』
東京公演(03/27):『大きなおっぱいの女の子』
名古屋公演(03/29):『大きなおっぱいの女の子』
福岡公演(04/05):『大きなおっぱいの女の子』


開場

初日大阪公演では「最終調整のため」30分程度、
東京公演1日目でも「リハーサル等のため」15分程度、
開場が遅れました。
開場が遅れるのは最近のKANさんのお決まりパターンでした。
うっかり忘れておりました。

KANさんのリハーサルは、完全通しリハを確実に
こなすタイプのミュージシャンです。
それもあって遅れてしまったんでしょう。

結果、最終的には開演は20分程度遅れ、18時50分開演。
終演は21時ちょうどくらいでした。
今後の自分への参考もかねて、書いておきます。

東京公演のときのロビーには、
平井堅さん、渡辺徹さんのお花と一緒に、
「BSフジ」と書かれたお花がありました。

まだKANさんはBSフジの番組には直接的な出演はありません。
(CSフジテレビ721の「ap bank fes」を再放送したくらいかな?)

そんなお花が置いてあったら、
ひょっとして、27日の追加公演あたり、
BSフジで放送するために収録したりするかも?
と、淡い期待を寄せてしまうではないですか。

現段階で1〜3列目のチケットを持っている人が
どこにも誰もいなければ、それはカメラのレールを
敷くスペースを確保するためであり、
撮影確定なのですが・・・どうなんでしょう?

もちろん、淡い期待は淡いままかもしれませんけども。
肩透かしだったらごめんなさい。

座席

<初日大阪公演>
なんと、4列目のど真ん中、なかなかない良席でした。
KANさんのピアノを弾く腕も見えるし足も見えるし。
ど真ん中でロックなナンバーを歌いまくるときも、
途中で前でやや斜め向けて置いたJUNO-Gを
弾きながら歌うときも、
どちらからもちょうど真正面になるような位置。
もうほんと、ありがとうございます!!

<東京公演1日目>
11列目の右ぃ〜の方でした。
音的にはちょっとバランス悪く聴こえてしまいますが、
アンコールのときの猛ダッシュ(後述)とか、
KANさんや矢代さんがピアノを弾く手は良く見えました。

<東京公演2日目>
10列目の左ぃ〜の方でした。やはり、
音的にはちょっとバランス悪く聴こえてしまいますが、
西嶋さんのベースプレイが非常によく見えて、
釘付けにされてしまいました。
釘抜き持ってきてください、誰か、っていう感じです。
・・・って、意味分かりませんね、すみません。

ステージ

ステージ上は幕がすでに上がっていて、
暗闇にはうっすらとマスト(帆)と大きな網が
浮かび上がっていました。
ここで、今回の衣装がきっと「パイレーツモノ」である
ことが想像できました。でも、海賊っていっても
たくさん種類があるわけで、どんな衣装なのか細かい
ところまでは、想像できませんでした。
(詳細は衣装参照)

各メンバーの配置はいつも通り。
左からベース・西嶋正己さん、
ドラムス・清水淳さん、
キーボード(要塞)・矢代恒彦さん、
ギター・中野豊センパイ、
そして、KANさんはキーボード埋め込み型ニセピアノで
ステージに向かって右側に座って左を向いている形です。

ピアノにはピカピカ光る照明が貼り施されていて、
これから起こる出来事を期待させまくる感じを
すでに醸し出しています。

矢代さんのキーボードにも電飾が施されていて、
こちらは、常時点灯していました。

各楽曲について

オープニング

会場内には、開演前から80年代の洋楽王道ヒット曲を
ひたすらリミックスされたBGMが流れて
いました。あれはどこかで発売されているものなのでしょうか?
かなりカッコよかったのですが。

そして、そのリミックスアルバムを
さらにリミックスするかのように、
「ズンタカズンタカ」とリズムトラックが
同じテンポで被さってきました。

小さな声でカウントが入り、バンド側の演奏がスタート。
そのままライブに突入です!

演奏されたのは、Perfumeを明らかに模したイントロダクション!!

KANさんはピアノの後ろに隠れる形で、
ヴォコーダー(ヴォイスエンコーダー:マイクを通した音を機械的操作によりピッチシフトしたり装飾したりするもの)を使った歌声が聞こえたあと、
「みんな、いっくわよ〜!」と女性声で
ゆっくり手を上げながらターンするKANさん。

・・・と思いきや、東京公演1日目を観て、
これが【エアあやや】であることを確認できました。
あれは、松浦亜弥さん本人の声に間違いない!そして、
KANさん本人は口パクでした(笑)

事務所的な特権で、実際に松浦亜弥さんに声を使わせてもらったのか、
既成の作品からのサンプリングなのかはわかりませんが、
たぶん前者なのでしょう(笑)

いきなりの予想外の展開に会場騒然!
なんというか、昨年のツアー以来【旬】と
なっているものを積極的に取り入れるというのを
お決まりパターンにしようと目論んでいるのか、
とにかくツカミはOK!(笑)

01.健全 安全 好青年

KANさんがステージ中央で歌う曲からいきなり開始。
前バンドツアーでは「IDEA」で、
立っていいんだか悪いんだか中途半端な感じでしたが、
今回のツアーはその反省か、最初からぶっぱなしてきます。
「全員スタンディングすべき」楽曲からのスタートで、
迷わずスタンディングスタート!
身振りもかつてのものではないにしても、
かつてのコンサートを思い出させる若々しい感じがよかったです。

サビの「健全 安全 好青年」というコーラスは、
男声だけでのコーラスなので、
原曲とは違った旋律ハモられていて、
ちょっとドスが効いてました(笑)。

途中でベースソロがあり、
西嶋さんがカッコよくニセピアノの上に飛び乗って演奏。
ベンベケチョッパーも弾けてました♪

このへんになって気がついたんですが、
今回左右でベースとギターを弾く西嶋さんと
中野センパイは、ヘッドセットのマイクでコーラスしていました。
センパイにはヘッドセットのほか、スタンドマイクも
用意されていましたが。

ちなみに、最近はセリフ部分はライブではやらないみたいですね。

02.Happy Birthday

まさかの連続「野球選手が夢だった。」からの選曲に驚き。
久しぶりの演奏で、その意外さに包まれたまま、
駆け抜けていきます。

曲が始まるとキラキラとミラーボールが回りだしました。

イントロではピアノを弾いてますが、歌に入るとハンドマイクに持ち換え、
前に出て歌い出しました。
そして、途中であとでピアノを弾くときに
またピアノ側のスタンドマイクに切り替え。
歌は切れ目なくシームレスに移動できてました。
お〜すごい。
この後、後半戦に同じ技がもう一回登場します。
しかも、もっと激しい形で。

曲が終わると、海賊の衣装の一部である帽子を取り、一礼。

03.TOP SECRET〜誰にもしゃべるな〜

フュージョン系の懐かしいライブアレンジイントロ。
これがいわゆる「東京雷雨」というやつなんでしたっけ。
かっこいいんです、これが。
で、「TOP SECRET」につながります。
原曲も相当凝ったことをしてるんですが、
ライブ版もライブ版で、ピアノのアレンジが
凝っています。原曲にもありますが、
同一音を両手の指を使って16分音符で連打したり、
ひたすらアルペジオで駆け抜ける間奏は健在です。

今回の海賊衣装、上着がものすごく長くて、
まるで「羞恥心」のようなのですが、
ピアノのイスに座るときも、たまに座りづらく、
この上着をバッと振り広げる場面があったりして。
これが逆に、女性陣には萌えポイントだったりするのかな?

この曲の間奏では、
各パートのソロが挨拶代わりに演奏されました。
そのための選曲でもあったのですね^^。

04.Rock'n Soul in Yellow

ここからはスタンディングバリバリロックタイム。
前半に畳みかけるように盛り上がるナンバーをぶつけてきます。
うん、ライブハウスツアーはやっぱりこうじゃなくちゃ!
KANさんも楽しそうに
サビでは客席も勢いよく指を突き、腕を振りまくります!

「ゥオイ!」「ゥオイ!」のところとか
拳振りあげ系の煽りも盛り上がりましたね^^。
「ショットガ〜ン!!」も気持ちいい!!!

間奏では中野センパイがピアノの上でギターソロ。
今回のツアーではピアノの上でソロっていうのが
このあとも結構出てきました。毎回盛り上がりました〜
しかも、中野センパイのときだけは、
その長髪をなびかせるために、スタッフがいつものように
下から強力送風機を手で持ってサポート(笑)。

基本酔っぱらいナンバーなので、お遊びも満載。
2コーラス目「ウォ〜〜〜〜」というところで
「オゥ〜〜〜ェ!」って吐きそうな仕草をしたり。
「ズボンを下げろ」でズボンを下げる仕草をしたり。
せっかくのロックなナンバーなんだけども、ノリはこういう
オヤジ系なのが、なんとも言えず、楽しいです(^^)。

メダルで引き替えて僕が飲んでたのは「水」ですけど(笑)

05.RED FLAG(一般道路速度超過)

前曲終了後、センパイにスポットが当たり、
ギターのリフが始まります。

うお〜!たまらん!このタイミングでRED FLAG!

KANさんはV字のギターに持ち換え。

「座ってポン!」のときもそうだったんですが、
原曲よりもロックな仕上がりで盛り上がるんですよね、これ。
ライブでは、特にAメロ(メロなのか?)で、
歌い方がよりORANGE RANGEに近い感じになるので、
これがまたカッコ良くてですね、たまらんのです。
(ORANGE RANGEはそこかで好きっていうわけじゃないのに(笑)
でも、格好が好きじゃないだけで音楽的には好きなのかも。)

今までにない新しいところとしては、
「ゲ」のところで、「ゲ、ゲ、ゲゲゲ・・・」と
反復して(笑)を誘っていました。

2コーラス目の「キュウ!」なども、
マイクから引いて首を傾けるところなんか、
いいですね、一緒にやりそうになっちゃいます(和)

そういえば、サビの「RED FLAG」のところで
腕あげるんじゃなかったでしたっけ?
僕の記憶違いかな・・・僕はやってたんですが(笑)
(→東京公演では皆さんちゃんと腕上げてました。)

前回この曲が演奏されたときは、「とれま」
と書かれた赤い旗がステージに掛かっていましたが
今回はステージ上のマストに赤い照明が
当てられていました(笑)

2コーラス目だったか、サビ前にセンパイが
足を後ろに跳ね上げるようにして
じだんだを踏むのが女性陣にとっての
萌えポイントかもしれません(笑)。

また、東京公演1日目では、
歌詞を一部落っことしてました^^。
まあ、ロケンロールなんでね、
歌詞を落として本人面白い渋い顔しても、許されます。
(え、いつでも許されてるって?)

そして、東京公演2日目では、
西嶋さんのものすごいベースワークに惚れました。
いやもう、あのスピードでめまぐるしく
動き回る左手に右指、東京公演2日目は西嶋さんの
真正面だったため、ずっと釘付けでした(笑)

06.愛は勝つ

またもや、「野球選手が夢だった。」からの選曲。
前半6曲中、半分が
ベースボールプレイヤーがマイドリームだったのです。
懐かしい系選曲ではありますが!
ここですばらしいアレンジが。

ちょいと前にNHK-BSで放送された「あなたの待で夢コンサート」。
あのときKANさん自身がオーケストラアレンジされて、
演奏されたバージョンがあるのですが、
あの曲構成を持ってきてポップスバンド調アレンジを
施されていました。
つまり、バンド構成で間奏にベートーベンの「第九」が
入っていたり、エンディング近くでは
「ap bank fes」で施されたブレイクがあったり。
それはそれはもう、あれだけバンドライブでは新鮮味に
欠けているとも感じられていた「愛は勝つ」が、
まったく新しく、何度でも聞きたいバージョンへの
進化を遂げていたのです。

これはいいです!!今後のフェスでも弾き語りじゃなく、
このバージョンで、あるいはさらに進化させて、
毎回驚かせる「愛は勝つ」を期待させてください!!

◇◇◇◇◇

そして、演奏終了後、「サンキュー!どうもありがとう!!」といって
そのまま舞台袖に消えていくメンバー全員・・・(笑)
え?!もう終わり?と見せかけてすぐに帰ってきて、

<そんなわけはないですね>とKANさん。

客席からは笑い。誰も本気で「もう終わり?」なんて
思っちゃいませんが、それでも、
次の曲がKANさんの弾き語りでもなんでもないのに
全員をわざわざ舞台袖に下げるという手間の掛けよう。

再び、全員が次の曲のスタンバイに入ります。

◇◇◇◇◇

大阪公演初日では、ここでようやく「座ってくださいね」の指示がありました。
まともなMCはこのタイミングまで一切なくて、ぶっ続け。
観客も立ちっぱなし。KANさんのライブにしては珍しい
構成に心地よい疲労を感じながらも、これくらいブアッといってくれないと
やっぱり物足りないわけで、とっても嬉しい前半戦でした。

東京公演1日目では座る指示がなかったので、まだまだ立ちっぱなしです。
東京公演2日目では座る指示がなくても、ここでさくっとみんな着席。
1日目と2日目のこの差はなんだったんでしょう?(笑)

大阪公演初日は最初のMCなのに、まともに内容を覚えていないのですが、
とにかく、初日というところを「ショネチ」って素で間違えていました。
それだけは覚えています(笑)。

東京公演1日目では、
「今日は余計なことは喋らないで、どんどん曲をやります!笑いに来た人はごめんなさい」
とか言ってましたが、十分笑いに来た人にも満足な内容でしたから(笑)

東京公演2日目には、「イケメン!」という声が飛んできたのを受け、KANさんが、

<イケメンって言ってくださってありがとうございます。
でも、(世間で)イケメンと言われ始める前から僕はイケメンでしたから>

みたいなスットボケレスポンス。

<今日は余計なことは喋らないで、どんどん曲をやります!と言っておきながら、いきなり余計なことを喋ってしまいましたね>

と自分でツッコミを入れていました。
その上、次の「GO PLAIN」のことを、

<20年前、トガシアキオという本名でやっていた
ころに発表した曲です>

と、さらに余計なことを言ってました(笑)

ちなみに、東京公演1日目は、

<20年前にパンチパーマだったころに発表した曲です>

と言っていました。

07.GO PLAIN

ステージ中央ちょっと右には「Roland JUNO-G」が置かれ、
KANさんが座ります。真正面よりやや斜めに構える形です。

前奏、間奏、後奏に、この曲の特徴的な
いかにも1980年代なシンセ音が入っているのですが、
これをKANさんがJUNO-Gでかっちょよく弾きます。
左手はモジュレーションレバーを持ちながら、
うにゅうにゅやってピッチ操作やウェーブをかけます。
サビでメロディーもユニゾンで入るところは
KANさんが「キーボード弾き語り」状態。

61鍵のキーボードを弾いてるKANさん自体珍しいのに、
こんなモジュレーションレバーをうにゅうにゅやって歌う仕草、
あんまり見られませんよ、貴重です。

歌い方も、若いときの感じをやや再現しながらも、
今だからこそ出せる渋い音色になっているので、
さらに味が出てて。これまであまり繰り返し
聴かなかった楽曲なのに(失礼)、
すごい良い曲に思いました。

なんか歌い方が途中から
スティービーさんぽくなってましたけど(笑)。

正直、ご本人も否定的に考えているこの「HAPPY TITLE」からは、
ライブのためにの選曲されることはあまりない
のかと思っていたのですが、こんないい感じで
キーポイントとして演奏されるとは。正直驚きました。

この調子で、今まで結構「暗黙の封印」をされていた
楽曲が、奇跡の復活を遂げることがあるかもしれませんね^^。

08.結婚しない二人

確か、この曲が演奏されたのは2001年が最後だったでしょうか。
そのときはアコースティックアレンジの演奏でした。

今回は、1995年のツアー「LA TOUR DOMESTICA DELLA LUCE」で
演奏された当時のイントロをそのまま再現。
VHSビデオ「牛乳のんで来い」の最初に収録されています。
ただし、1曲目に演奏されたわけではありません。

矢代さんのキーボードによるブラスパートから入ります。
これだけでとても懐かしい感覚に包まれるファンは多く、
ちらほらお〜っていう感じのリアクション。

松浦亜弥さんがカバーしたから選曲されたのかもしれないし、
前曲「GO PLAIN」から一旦座らせているので、
単純に選曲バランスの関係からなのかもしれませんが、
今までのKANさんのライブでは久しくないくらい、
ずっと立ちっぱなしの盛り上がりっぱなしだったので、
ここで一旦クールダウン小休憩。
ほんわかとほっと一息です。
ライブ中から感じていましたが、この休憩ポイントも
絶妙によかったような気がします。
これ以上盛り上がりっぱなしだと、
だいぶん歳とった僕の体は保ちません(笑)

「○か×をつけたら」の「け」ではオリジナルとは違い
上に飛びあがるところが好きです。
あと、ジャジーなエレピのソロもいいです♪
薄暗い照明のジャズバーをイメージしていつも
この楽曲を聴いているのですが、
この時点ではまさか、ライブの最後に、
相当パンチの効いた「セクシーなジョーク」を
楽しむことになろうとは、
まだ誰も知る由もなかったのである(笑)。

陰に隠れがちなこの楽曲は、なにげにいろんなバージョンがあって、
いいポイントで活躍している大人なナンバーなんですよ。

09.涙の夕焼け

KANさんはめちゃくちゃ長さを短くしたストラップで
シールドの繋がっていないギターを抱え、ステージ中央へ。
この楽曲は、プロモーションビデオでも
ビートルズっぽく短いストラップで
肘を必要以上に右側に突き出しながら、
かきならす仕草で演奏します。
「仕草」っていうのは、KANさん自身が
ギターから音を出していないからです(笑)。

このタイミングでしたっけ、
KANさんが「もうお気づきかと思いますが、
ツアータイトル(じゃぁ、スイスの首都は?)は本編とは一切関係ありません」って宣言していました(笑)。

ファンは余裕でそんなことはいつものことなので
存じ上げていましたから平気なんですが、
初めてライブに参加した方はどんな感じだったのでしょう(笑)。

黄昏時に一人で河原かどこかで聴きたくなる
この楽曲は、矢代さんが弾くチェンバロの
音がまた哀愁を誘って、一緒に口ずさみたくなります。
ちなみに僕はライブでは口パクで一緒に歌う派です。
本当に歌っちゃうと迷惑になりますからね。

本当にみんなで歌うような曲は別ですけども、
KANさんのライブの場合、あまりそういうタイプの曲は
演奏されませんのです。

◇◇◇◇◇

ここで、先ほどまでに演奏した楽曲のタイトルを
まとめて紹介するんですが、

東京公演2日目では、このあたりで、
「ドン、ドン・・・、ドン・・・、ドン・・・」という結構大きな音が
断続的に聞こえてきて、見逃せない状況になったため、
ここでちょっと中断。

<カッコイイSEの解決を待ったほうがいいですね>

とアドリブで笑わせるKANさん(笑)。

さらに、

<え?外?花火大会?>とか、
<暴力団系?>とかボケも最高潮。

その後、ピアノのところまで駆け寄ったスタッフから
事情をこそこそ話で教えてもらったKANさんは、さらにさらに、

<え?ハウスのバーモント・・・、なに?
次、フランス語の曲やるんだから、
ちゃんと聴いてもらわないといけないのに・・・>

と、結局何が原因なのかわからないままですが、
とにかく笑わせてもらいました。

さらに、さっき演奏した「結婚しない二人」の紹介のところで、
松浦亜弥さんによるのカバーのお話。

<女性が歌ったらとても曲の解釈が変わる
歌詞ですので、是非聴いてみてください>

的な話をしたあと、

KANさんがフランスに行く前は後輩だった松浦亜弥さんが、
フランスに行っている間に有名になって、
帰国したらいつのまにかKANさんが弟分になっていました、という話で
また盛り上げて(笑)。挙句の果てに、

「なかなか(あややと)二人きりになれないんですよねー・・・」

極めつけのアドリブでした。
すごいなあ、このアドリブ、楽しかった。
東京公演2日目だけの、お得なアクシデントでしたね^^。

ちなみに、「涙の夕焼け」の紹介は、「涙のフロントホック」って言ってました。
もはや、アクシデントついでに好き勝手な感じで、良かったです。

10.1989(A Ballade of Bobby & Olivia)

KANさんが「非常に長い曲です」と紹介すると、
気づく人はすでに「あ、1989だ」と気づき、
「おぉ〜」という声を上げます。
長い故に滅多に演奏されないこの曲は、
とても存在感の大きい曲です。

大阪公演初日は、
<「野球選手がなんたらかんたら」というアルバムに入っている曲です>
東京公演2日目は、
<「野球選手と女子アナウンサー」というアルバムに入っている曲です>
と紹介。

東京公演2日目は、
<もしも家でCD見てタイトルが違ってたら、書き直してください>
とまで言ってました(笑)。

若い男女の短い恋の物語。
ビリージョエルさんの
「Scenes from an Italian Restaurant」を目指して
作った、2部構成の曲です、と紹介。
この曲のタイトルを紹介するときに、

<「ナインティーン・エイティーナイン」、邦題は「いちきゅうはちきゅう」です>

とボケていました。

東京公演1日目では、この曲あたりでようやくパラパラと席に座りました。
また、「1990年」に出していますが「1989」
ということに自分で突っ込みを入れていました。

KANさんも演奏前に説明していたような気がしますが、
とてもとても切ない切ない物語なんです。
そして、曲が長いことを忘れさせてしまうほど、
いろんな曲調に展開するんです。
今回のライブアレンジも、オリジナル以上に
使ってる楽器やアレンジのバリエーションをいろいろと
用意されていて、聴いている僕らを決して飽きさせない
工夫が施されていました。

一番わかりやすい部分でいうと、
ガスストーブをプレゼントするシーンで、
雪が降る景色をイメージするシャンシャンという鈴の音が
矢代さんのキーボードから奏でられていました。

そして、そのとき中野センパイの前に置かれた
マイクスタンドが、青色LEDで光っていました(驚)

間奏で
「ジャン、ジャン、ジャジャン、ジャン、ジャジャジャジャン」
とLUCKY STRIKEのCM的なワンクッションオカズが入るのは、
ライブバージョンならではのものです。
あと、途中、フレーズの合間に入るフィルが
2回連続で繰り返されたりして、細かい
ところで変化を入れていました。

また、大阪初日は歌詞にいくつかミスがありました。

1コーラス目「1985」が「1995」になってたような気が。
まさかこのまま未来の物語でも始まるのかと思いましたよ(笑)。
歌詞も2回くらい飛んで、
うち1回はあまりに良いところでやっちゃってたので、
さすがにスルーできずにハミングでごまかしてました(笑)

ただ、歌詞が飛んだときは
KANさんが弾き語りばったりのMCで言っていたように
「頭が真っ白頭が真っ白・・・」にはならずに
結構すぐに戻ってこれるところがすごいです。
たとえ歌詞カードをピアノの上に置いていたとしても、です。

東京公演1日目でも、1箇所同じところで歌詞とばしかけました。
果たしてこの曲は鬼門なのか?(笑)

東京公演2日目は歌詞とばしこそありませんでしたが、
曲を始めるときに、最初のコードを間違えて、
センパイに笑われてました。

<センパイ、笑いすぎですよ、(センパイがそんなに笑うの)珍しいですね(笑)>

といって、もう一度弾きなおしていました。

◇◇◇◇◇

ステージは暗転し、ステージに向かって
左側に、ウクレレを持った2人の海賊(笑)。
ベース西嶋さんとギター中野センパイ。
ここで、ウクレレ講座が始まります。

「あ、ども」で始まる寸劇です。

西嶋さんは実際にベースのほかにウクレレも
教えていらっしゃいまして、
今回は中野さんに教えるという設定。

西嶋先生と中野センパイ。
生徒なのにセンパイ(笑)。

最初は持ち方の基本から教えているんですが、

<ウクレレのボディー、平らな面を
おなかに当てて、だきだきと抱えてください。>

とかそれこそ超基本的なことから。
そのあと<試しに弾いてみよっか>っていうので
そのまま腕を振ってください、と促され、
チャラ〜ンと音を鳴らすセンパイをひたすら誉める西嶋先生。
二人ともふつうにうまいこと弾いちゃうもんだから(当然)

<じゃあ、実践行ってみようか>と西嶋先生。
<え、もう実践でいいんですか?>と中野センパイ。
<曲をどんどんやってこそ、上達の近道です>と西嶋先生。

的な会話ののち、

<どういう曲がやりたい?>と西嶋先生。
<ウクレレだし、ハワイアンがいいですね>とセンパイ。

先生が、楽譜のページを探しながら、

<じゃあ、この曲にしようか、『香港SAYONARA』>と、

譜面を二人の間に広げます。

<これ、ハワイアンなんですか?>と中野センパイ。
<ハワイアンですよ〜。>と西嶋先生。

東京公演1日目は、
<邦題を「アロハでサヨナラ」っていって、僕のオリジナルですよ、
たまに有線で流れてます>と西嶋先生。

・・・アロハでサヨナラ、ってある意味奥深いな(笑)

大阪公演初日と東京公演2日目では、
<「ホンコンサヨナラまた来てハワイ」っていって、僕のオリジナルですよ、
たまに有線で流れてます>と西嶋先生。

<どっかで聴いたことあるんですけど>
みたいなセンパイの問いかけに

<スーパーで(BGMとして)聴いたんでしょう>と西嶋先生(笑)。

「香港SAYONARA」のイントロを弾き始める二人。
ちょっと失敗しそうになりながら、
ワンコーラス目の途中まで弾き終えたところでストップ。

この時点では誰も歌ってくれていないので、
インストな伴奏だけが響いていたのです。

なんか寂しいな〜っていうことになり
ステージ向かって右の方を見ると、
イスに腰掛けたKANさんが照らされます。

<いた!>

と西嶋さんがKANさんに歌うように促し、
本編スタート。

11.香港SAYONARA

つまり、構成は

ウクレレ:西嶋正己、中野豊
ボーカル:KAN

というシンプルな3人でのアコースティックなHONG KONG。
こんな構成もなかなか今までになく、珍しいです。

西嶋先生は途中でウクレレソロなんかも
決めちゃって。
小さな小さなウクレレを弾いてる二人の左手は、
こじんまりとしながらもカッコ良かったです。
この曲は途中で何度か絶妙なテンションコードが
あるんですが、ネックが小さい分、
コードを押さえるのが大変そうでした(笑)

曲の途中では、二人のウクレレ弾きとKANさんは
立ち上がって、左右にステップを踏み始めました。

もっと、KANさんのことを書こうかと思ったら、
ウクレレばっかりに注目してて、
KANさんをあまり見ていなかったため、
特記することが見つからない・・・(汗)

演奏後の会話。

西:「君、イイ筋してるね!」
中:「おまえもなっ」
西:「げっ」

場内爆笑。

◇◇◇◇◇

今度は、キーボードやっしー矢代さんと、
ドラムス清水さんが、ステージ前方に降りてきます。
清水さんは、四角い木製の<イス>に座ります。
実はこれが、ペルーの打楽器「カホーン」なのですが。

一方、矢代さんはどこにくるのかと思ったら、
KANさんがさっきまで演奏していた
ニセピアノの前に座りました。会場からどよめき。

おもむろにポロンポロンとムーディーに弾き始める矢代さん。
うわ〜、やっぱすげ〜うまい〜^^。
しびれますわぁ〜
いつもは奥の方で要塞の中で弾きまくる矢代さんが、
こんなに近くでピアノを弾いているのを見られるのは、
これまたなかなかない経験ですよ。

そんな、ムーディーなカクテルピアノをバックに、
KANさんが「何てすてきな夜ですか?」と話し始めます。

<矢代さんのムーディーカクテルピアノをバックに
センチメンタルアダルトトークを・・・。
特に意味はありません(笑)。
こうやって矢代さんのカクテルピアノで
トークをするのって、
(長いライブ歴で)初めてですよね。>

という問いかけに、ちょっと無理して
こっち向いてうなずく矢代さん。
これがたぶん女性陣には萌えポイントの1つです。

次に歌う曲が「けやき〜」であることを告げ、

<演奏する方も、歌う方も、聴いていただく方にも、
難しい曲ですので、曲の概要を説明します。>

と、話し始めます。

登場人物が5人いる、という設定の説明。
(KANさんのオフィシャルサイトでも言及されていましたね)

しかし、具体的な内容の説明に入ろうとしたとき、
さっきまで控えめに弾いていた
矢代さんのピアノが最高潮に盛り上がり、
KANさんの話を遮りまくります(笑)。

たまらずKANさんが、<矢代さん矢代さん>、
とピアノを弾くのを止め、
<今から複雑な話をするから、ここだけはピアノやめてね>、
っと制止する小ネタなのでした(笑)。
そんな細かいところまでネタを詰め込みますか、
そしてそのネタにやっしーがまじめな顔して
乗っているのがまた良いですね^^。

で、BGMなしになってから説明に移ります。
この曲では

1.僕
2.君
3.彼
4.あいつ
5.僕の好きな人

と5人の登場人物が出てくることを紹介し、
結婚手前の「君」と「彼」がいるんだけども
「あいつ」も実は「君」のことがすきだったんだ、
という切ない話だという前置きのあと、

「僕」にも好きな人が存在するんだけども、
「僕の好きな人」っていうのが、実は
「2」なんだと解釈したら、これは大変悲しい歌になります。と。

そう、そう考えられるからこそ、
とても悲しく切なくキュンとくる曲だと
考えるファンが多いのです。

でも、ここでその「キュン」を「ギャン」に
変える一言。

<ひょっとしたら、「1」が好きなのは「2」ではなく「3」だったのかもしれない・・・>

複雑な問題提起をして笑わせていました。
ああ、奥深い曲だわ。

12.けやき通りがいろづく頃

ピアノで弾き語るのがめちゃくちゃ難しい曲
だということもあり、矢代さんにピアノを
弾いてもらったのだと思いますが、
矢代さんの奏でるピアノが、とっても美しい音色で。
電子ピアノのはずなのに、ここまで綺麗に
聞こえるというのは、機材だけではなく、
弾く人のセンスも多いに影響しているんだろうな、
と思いました。

で、サビではそこから一転して、原曲同様に、
左右の手で交互に強く叩くのですが、
これまた感情豊かな表現で。心動きました。

ここでは清水さんが座っている「カホーン」は
活躍なしで、単純に「イス」として使われていました。

ただ、清水さんが、コーラスをしていない間、
ずっと真顔で真正面見ながらじっとその時が来るのを
待っている様子がおもしろかったです。
ごめんなさい、まじめなはずなのに、
なんかおかしかったんですよ、なんなんでしょ(笑)。

「僕にも好きな人はいる」でのブレイクは
バンドでのライブバージョンではおなじみの
演出ですが、ピアノでもこれがいい感じで
再現されていて、痺れました。

◇◇◇◇◇

・西嶋さん、中野センパイ、KANさんの組み合わせ
・矢代さん、清水さん、KANさんの組み合わせ

の2曲を終え、矢代さん、清水さん、KANさんが
いるところに、今度は西嶋さんとセンパイも出てきます。
全員再集合。

「ちゃんとしたメンバー紹介をします。」
といってメンバー紹介。

大阪でも東京でも、清水さんだけテンションが妙に高くて、
面白かったです。

ステージ上にはピアノを弾く矢代さんを除く全員に
スタンドマイクが行き渡ります。
フォーメーションとしては、
左から、西嶋さん、中野センパイ、清水さんが
3人並んでいて、ちょっと離れて右にKANさん。
今回右側前方の席の方はかなりお得でしたよね^^。

KANさんが衣装等についてコメントされます。
大阪初日ではここまで話していませんでしたがだいたい以下の通り。

<衣装はツアータイトルとはまったく関係ありません。
いろいろ考えたんですが、もうネタが出尽くしちゃって、
今年は普段着でやろうっていうことで、
リハーサルから思い思いの衣装を着ています。(大嘘)>

<センパイは、ラフですね〜。>

そりゃ、あのちゃんとした海賊の4人を前に、
一人ジャック・スパロウなわけですから、
ラフに見えますわな(笑)

<こういう並びも珍しいですね。>というと、

東京公演1日目のみですが、
清水さんが「挟んでポン」ってつぶやき、微笑を誘います。

その並びを見て、KANさんが、
「センパイが(犯人として)捕まった感じですよね」
というので、むしろ本当にそんな風に見えてしまい、
会場からさらに笑いが起こっていました。

13.今夜はかえさないよ

そんなこんなで、ピアノ伴奏に4人のボーカルコーラスユニットの誕生です。

振り付けもちゃんと昔のツアーで使っていたものを
ちょっとさりげなくしたような感じで、復活。
この振り付けを知っているファンは、一緒に踊ってました。
僕は、手拍子しながら要所要所だけのっかってました^^。

最後の方では、ジャック・スパロウなセンパイが、
左右にいる西嶋さん、清水さん両方のお尻に挟まれるような
フリもありました(笑)。

この曲も、矢代さんのピアノでまた華麗に昇華しました。
こんなピアノアレンジもピッタリくるんですね。
コミカルなアレンジで、途中で遊びが
高音低音とあちこちで繰り広げられていました。

時にはにぎやかに低音中心の巧みなバッキング、
また時には高音部でおもちゃのピアノっぽく。
表情がナカノ豊かなピアノで、楽しかったです。

また、フリでも面白い小ネタを挟んできます。
途中で歌詞に「変な」という掛け合いがあり、
清水さんがおもいっきり世界のナベアツ風に「アホ」になっていました。

曲の最後で、矢代さん以外の4人が決めポーズを
決めてずっと静止状態で動かない状態の後ろで、
矢代さん一人が客席にお辞儀をして、
右の方へと消えていきました(笑)。

意味がわからないけど、そんな小ネタひとつひとつが
KANさんらしいというか、ギャグに理由は求めない、
というコンセプトが貫かれているというか。

KANさんが「弾き語りばったり」シリーズで
限りなく弾き語りには厳しいポップスナンバーを
敢えて弾き語りして成功した例があったことも起因してか、
これまでのKANさんの中での常識を壊したアレンジが
最近増えてきて、ファンとしてはとてもうれしいです。

敢えてピアノだけで演奏してしまったり、
アコースティックにしたり、オーケストラにしたりして、
マンネリ化しそうな曲たちを再び新鮮な形で
受け入れてもらえる可能性がひろがったとも言えます。

しかしこれは逆に、ある反面、
新曲を出さなくても受け入れ続けてもらえる形が増えた
ということでもあり、それはそれで複雑な気分が
しなくもナイ閣総理大臣。

いや、最後の挨拶での言葉を敢えて信じるとするならば、
夏以降には、なんらかの動きを、してくれる、はず・・・。
・・・ですよね?^^;

東京公演2日目のみ、
矢代さんのピアノがちょっと危なく感じたところがありましたが、
そのかわり、といってはナンですが、
この曲について、以下の説明がありました。

この曲は、留守番電話の応答メッセージに
3分間録音した「もしもし木村です」が
発祥であり、来る人来る人が
「あれ聴かせてよ」というくらいに大好評だったので、
CD用に歌詞を作って発表した曲だ、
というエビソーダを語っていました。

「もしもし木村です」も、いつかどこかで
披露したいですね、と言ったので、
客席はかなりうれしがっていました(笑)。

この留守番電話のメッセージの話はファンの間では有名な話で、
過去にはたしかラジオでも流したことがあったとか。
いつか聴かせていただきたいものですね。

なんか、東京公演2日目は、
なにかとおまけが多かったです。
全てはあのカラス避けみたいな「ドン、ドン」っていう
カッコイイSE(笑)のおかげだったのかも。

◇◇◇◇◇

さて、今度はまた清水さん以外は持ち場に戻ります。
西嶋さんはボディの細いエレキなフレットレスベースを
抱えています。客席からは「おぉ〜」という声。
ちょっとボボンボンボンと音を聞かせてみたりして。

そんなちょっと珍しい楽器に
KANさんが気づくと、

<あ、その楽器は・・・何ですか、そのスマートな感じのかっこいい、ダンディーな楽器は>(東京公演1日目)

とフリます。西嶋さんがそれに答えようとすると、
すかさず清水さんが、割り込んできて、

<あ、これね、カホーンといって打楽器なんですよ・・・>

と、西嶋さんのレスポンスを阻止(笑)。

<ここを叩くと音がなるんですよ、ペルー発祥の楽器で・・・>
東京公演1日目では
<忘れちゃいけないのが、1970年代、パコ・デ・ルシアによってスペインに持ち帰られたのですが、この楽器はペルー発祥なんです>
東京公演2日目では
<南米の楽器で、(裏を向けて)裏にはマイクもついてます>
<中には何か入っているんですか?>のKANさんの問いに、
<鈴と弦が入っています>
と力説までする清水さん。

KANさんは、すっかりそっち方向に興味を持ってしまい、
西嶋さんの猛烈アピールも無視され、すねまくる、というネタでした(笑)。
その拗ねっぷりは、ベースで拗ね声を出してしまうくらいの素晴らしいものでした。

たしかにカホーンのほうが珍しいといえば珍しい(笑)。

最後には

(大阪公演初日)
<南カホーン(果歩)>
<カホーン(果報)は寝て待て>

(東京公演1日目)
<カホーン(花粉)症>
<カホーンもな〜い、不可もな〜い>

(東京公演2日目)
<南カホーン(果歩)>
<カホーンめ(かもめ)が飛んだ〜>
<静かなカホーン(湖畔)の森の陰から>

とKANさんと清水さんがボケあう始末。

最後までひとしきり話し終わったあと、
やっと西嶋さんに話が振られます。でも、KANさんすかさず

<それは、フレットレスベースですよね?>(大阪公演初日)
<それは、アップライトベースですよね?>(東京公演1日目、2日目)

と、あたかも、<全く珍しくないよ>、といった感じ(笑)。

西嶋さんか誰かが、<ニップレスベース>
とか言い間違えたんだと思いますが、その後、東京公演でも
<ニップレスベース>とか<トップレスベース>とか
言って笑いあっていました。

大阪公演初日に「ニップレス」と言い間違えたのは偶然の出来事で、
台本にもないこのやりとりだったらしく、それがあまりにおもしろかったのか、

<ここまでおもしろくなったら、一端落ち着く必要がありますね>

とKANさんが気を取り直そうとします。この状態のことを、

<曲に入れないおもしろさ>

と名付けていました(笑)。
ファンにとっては、もっと次の曲に行けないような
おもしろい場面はいっぱいあるんですけど、
そこでは別に曲に入れないっていうことはないみたいで。

KANさんの場合、台本に仕込まれた面白さは別格で、
ぜんぜん問題なく次の曲にいけるんでしょうね。
だから、「適齢期LOVE STORY」の「全曲つなげ」のあとでも
平気でピアノ弾き語りをやっちゃうんですよね(笑)。

14.カラス

そんなわけで、ちょっとだけ間をおいて、

<今まで演奏したことがない曲です>

と前置きして、まじめな曲、「カラス」です。

イントロのギターのフレーズを弾いているのは
キーボードの矢代さんでした。

もちろん、「フレットレスベース/アップライトベース」大活躍です。
ネタではKANさんたちに無視された存在でしたが、
この曲での存在感は相当大きく、
会場内を包み込むような暖かい音色で。
しびれます。赤茶けた背景に、心地よく低音が響きます。

この曲はほぼ原曲通りの楽器構成ということもあって、
ほぼ原曲通りの演奏でした。

清水さんがコーラスするとき、
ちょっと清水さんの顔の位置よりも低い位置に設置したマイクを使って
歌うので、なんだか無理して前かがみになって
いる格好が面白かったです。

15.ときどき雲と話をしよう

最初はさわやかに矢代さんのシンセから。
そして、ギターオンリーをバックに、
KANさんが歌いだします。

そのあとは原曲・・・というより、これまでのライブでのアレンジに
忠実な雰囲気のアレンジで演奏されました。
ただし、大きくいつもと異なる箇所が1箇所ありました。
間奏以降にライブならいつも期待して聴いている、「別歌詞」が
ありませんでした。これだけはちょっと残念でした。

♪声にならない痛みも 越えられないさみしさも
♪かかえてたのは君だった どこかで気づいてた

という部分です。演奏しなかったのにはなにか理由があったのでしょうか?
それとも単なる気まぐれだったりするのでしょうか・・・

16.まゆみ

しっとり聴かせるシリーズが立て続けに押し寄せます。
前半と後半で盛り上げまくっている分、
ここはお客さんは座らせた状態ですので、
僕みたいな年寄りにはちょうどよい塩梅です(笑)。

今回の「まゆみ」は、原曲に忠実な曲構成でしたね。
最初はKANさん一人でピアノ弾き語り、というバージョン。

「なぐさめあい」の「あい」とか、
「かえれない」の「ない」とかで
旋律が上に跳ね上がるのは、バンドライブ
ならではの歌い回しだったりします。

17.恋はTONIN’

最初はドラムオンリーのフィルから入ります。
なんの曲?と思ったら、スネアの連打で、
あ、「トーニン」だ、って気づきました。

このあたりから、またオールスタンディングで
エンディング目掛けて盛り上がりましょう!
っていうコーナーに突入です。

今回の曲順はメリハリがあってよかったですね〜。
途中で「え?立っていいんかな?どうしたらいいんやろ?」
的な迷う部分は、今回のツアーには全くありませんでしたから。

この曲は僕が1995年のイベント「FACE TO FACE」で生で聴いて以来、
ライブで演奏されて最も嬉しい楽曲の一つです。

間奏のところで、静かなオルガンソロのあと、一気に
「ジャンジャンジャカジャジャ〜ン」と爆発するところとか、
未だに当時のまま演奏してくれるのが、とても好きです。

ちなみに、当時の自分のエントリーを読んでみると、
そのときからえらい衣装を着ていたんですね(^^)。
みんなビストロの衣装で、矢代さんだけがお医者さんだったんですってね、
そういえばそんなんでした、思い出しました(笑)。

曲の最後の「TONIN’!」で中野センパイが
KANさんに両手で指さされ、
次の曲のギターリフに入ります。

18.Oxanne〜愛しのオクサーヌ〜

さあ、盛り上がりはどんどん最高潮に向かっていきます。
これもまた大好きなロックなナンバー、「オクサーヌ」。

もっちろん、「おっぱいぱいバージョン」です。

何回も書いているような気がしますが、おさらいすると、
サビ直前には、原曲オリジナルとは異なる部分があって、
中野センパイ→西嶋さん→KANさんの順に、
「おっぱいぱいぱぱいぱいぱぱいぱい・・・」とハーモニーが重なって行きます。
最後のサビ前には清水さんがスティックを波打たせながら
立ち上がり、スポットが当たり、「うぁあぁあ〜」って唸って、全員で「ぼいん!!」
ってな按配です。なんてエロいロック、略して「エロック」なんでしょう。

って、こんなことつらつらつらつらと書いてると、
エロキーワードでヤホーで検索されたりしたらひっかかってしまい、
色んな意味ですごい迷惑なので、この辺でやめときますが(笑)。

KANさんは、かつてのロックなライブツアーのときにも使った
「弦を張っていない真っ二つに割れるギター」を使用していました。
もちろん今回も、エンディングに向かってテンポがどんどん速くなり、
終了したと同時にKANさんはギターを真っ二つに割ったのでした^^。

19.Superfaker

そして、すかさずこのイントロが始まったとき、狂喜乱舞しました!
まさかこの曲がまたライブで聴けるとは、
正直意外だったのです。なんでかわかりませんが。

この曲には深い深い思い入れがあります。
なぜなら、2001年の「Rock'n Roll 39」でしたか、
アルバム「Gream & Squeeze」をひっさげたツアーに向け、
この曲の客席側のフリを考えたのが、なにを隠そう
某G氏で、これを一生懸命有志のみんなで広めようとして、
全国あらゆる遠征地で、がんばって普及活動したからなのです。

その甲斐あって、当時は割と普及した実績を残し、
ツアーを終了。今回はそれ以来の演奏だったのです。
当時をご存じの方は覚えていただけているか、ドキドキでした。

「♪Superfaker〜」のサビの部分から、
1小節に4回、4ビートで腕をブルンブルン回します。
サビ後半はテンポが変わります。西城秀樹的に言えば、

「ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブー!」

です。わかりますか?わかりにくいですか?(笑)

そして、最後の最後のサビの最後は、

「ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブーメラン・ブー!」

です。わかりますか?わかりにくいですか?(笑)
わからなかった方は、現地にてご確認ください(笑)。
そして、まだ公演を見ていない方で、たまたまネタバレを
読んでこの文面までたどり着いた方は、
是非普及にご協力ください!

ちなみに、大阪初日は、たまたまこのフリを知っている
方が前の方にいたためか、普及率がかなり良かったです。
大阪2日目は、そこまで普及率は良くなかったそうです。

東京公演1日目では、あまり普及していなかったらしく、
腕を回している人はほとんど居なくて寂しかった・・・
やはりあれは大阪だけの文化だったのか?

と思っていたら、東京公演2日目では、
結構腕グルグルしている人がいらっしゃったと感じました。
この調子で、追加公演もがんばってグルグルお願いします!
(特に僕のお知り合いの方々)

さて、本題です(笑)。

KANさんはこの曲ではとても忙しそうにしています。
サビまではハンドマイクを持ってステージ上を走り回り、
客席に愛想をふりまきまくり、
サビの直前になってピアノまで急いで戻って、
ハンドマイクをピアノの上に置き、
ピアノ側のマイクに切り替える、という動きを、
いとも難しくないかのようにシームレスにやってのける技。
相当難しいと思うんですけど。

この行ったり来たりするのが見ている側も
すごく楽しいんです。ドキドキハラハラもしますし(笑)。
あれはひょっとして誰がモチーフがあったんでしたっけ?ビリーさん?

ちなみに、同じようなシーンは前半戦にもありました。
そんな大盛り上がりの1曲になりました。

曲が終わったのに、KANさんだけひとり
ステージ前にまた走ってくる、という小ボケ付き。

20.Moon

曲紹介時に、
東京公演1日目は、
「早いもので、もう11時を回っています」(まだ8時半ですけど(笑)。)
東京公演2日目は、
「早いもので、もう日付が変わって3月9日・・・」(まだ8時ですけど(笑)。)

「なんとなく、一応、最後の曲です」、と紹介。

もちろん、ライブっちゅうのは「二段階のお別れ」なので、
このあとアンコールがありますからね。

そんな感じで会場をうす笑いさせますが、
ちゃんと曲に入るとまじめに歌い、聴かせます。

イントロはKANさんのピアノメインで
コードバッキングするという今までにない
感じの始まりかた。

「Moon」が本編の最終の曲として演奏されるのは、
非常に久しぶりだったかと思います。
僕はこの曲大好きなんですよ。
特にこの曲は歌詞も好きなフレーズが多くて。
その中でも時間の関係で1つしか挙げませんが、

♪たとえ月が凍っても 君だけは僕が守る

は初めて聴いたとき、ものすごい衝撃でした。
前半は暗喩的な表現なのに、
後半でおもいっきりズバッと「僕が守る」
と現実的な表現にしているからこそ、
同じ「守る」でも説得力のあるものに
なるんですよね。すごいです。

こんなしっとりとしていて壮大な曲を、
さっきの「Superfaker」のハチャメチャな盛り上がりとのギャップを
持たせて配置するっていうのが、すごく心地いいです。
1500m走した後でふと空を見上げてみると
綺麗な夕日に癒された、みたいな。
なんで1500mなのかはわかりませんが。
そもそもこんな陳腐な表現で言いたいことが
伝わるとも思えませんが^^;。

そんないわく付きの1500m走の後でも、
KANさんはぜんぜん息切れしていません。

「♪い・ま・は・た・だっ!」

大サビの最高音も、ちゃんと綺麗に出ていました。

Moonといえば、ライブバージョンは、
曲が終了したかと思うと、サビがもう一回
インストでリフレインしてから終了する構成
となっています。

このアレンジに非常に感銘を受け、
1996年に発表した既存の自分の楽曲に、
1999年になって新たなアレンジを加えて
発表したのが、「the scenery -Moon mix 1999-」です。
興味があるという非常に奇特な方は是非聴いてみてください。

東京公演1日目では、なんかこのあたりで、矢代さんのキーボードの
音が割れていることが気になってくるのですが、
やっぱり涙腺を刺激する曲には変わりなく。あ〜よかった。

◇◇◇◇◇

Moonが壮大におわったあと、
メンバーがステージ前に出てきて、お辞儀。
第1部終了です。
KANさんを最後にして、メンバーが次々と
ステージ左袖から退場。

最後にちょっとKANさんがステージ袖にはけるのを
じらしたりして、ささいなところで笑いをとっていました。

そしたら、・・・たら、・・・たら。

さっき先行してステージ左袖から掃けた残りのメンバーが、
ステージ右袖からいきなり登場!!!
早っ!!!!

これが、弾き語りばったりシリーズでも会場によっては
すでに取り入れていた、いわゆる「イリュージョン」です!
ラッキーラクーンナイト3でも複数人でのイリュージョンに成功したから、
気をよくしてバンドライブでも適用したのかっ!(笑)

そして、ひょっとしてさっきKANさんだけが
ちょっと引き返してきたのは時間稼ぎ?
奇術などで客の気を引きつけておいてうまいこと
マジックを成功させる、あの技だったのか?(笑)

だとしたら、真の意味でイリュージョンですよ^^。

ちなみに、Zepp Tokyoでもイリュージョンが実現。

しかも、今回は右端の席で見ていたため、
メンバーのみなさんが、幕から隠れる位置に入ったら、
めっちゃ猛ダッシュし始めるところとか、
KANさんもその後海賊上着をなびかせて
猛ダッシュするところとかが見えて、
ちょっとお得な気分になりました^^。

◇◇◇◇◇

気を取り直して演奏の準備。

KANさんが、さっきも登場した、
弦を張っていないギターを持ってステージの前の方にやってきました。

<このギターは、ライブでは初めて使います。
1978年、高校入学祝いに買ったギターで、
もちろん音は出してません!>

「生音聴く?」と前方真ん中あたりの客席を煽りました(笑)。

ジャラ〜ン。→客席沸きます、大喜び(^^)

いや、それにしても、ちゃんと開放弦がチューニングされた状態。
シールド繋がっていないのに、抜かりないですね。

<ビートルズのロッケンロールナンバーを!>
といって次の曲へ。

21.Revolution(The Beatlesカバー)

そういえばこの楽曲が一体何故選ばれたのだろう、と思って
ヤホーで検索してみたら、
今年1月にロックボンソワでオンエアしていたんですね。
なんでもビートルズがディストーションを使った初めての楽曲とのこと。
文字通りロックな歌詞が直接的に綴られているのも、
このライブツアーでカバーしたくなったきっかけの一つだったのでしょう。

でも、さっきも書いたとおり、
KANさんが弾いているギターはシールドが繋がっていない、という(笑)。
そんな説得力のなさもまた、いいですね^^。

矢代さんと清水さんが、
帽子を取り忘れていたのか、
曲の途中で帽子はずして近くに置いていました。

22.適齢期LOVE STORY 2009

さあ、いよいよ「適齢期LOVE STORY 2009」です。

曲そのものはいつもと同じなので、キャッツアイします(笑)。
どんな感じかは、前年の「NO IDEA」ツアーのタイムチャート
「21:11:19」あたりから参照していただければよいかと思います。

通しで1曲終了したところで、清水さんにより、
ハイハットがチキチキ言い出し、
ついにアップフロントプランニング近藤氏登場。
近藤氏からの<今日のライブを1曲目から全曲聴いてみたいですか?!>
という問いかけに、会場がいつものように大拍手。

そして、昨年の紅白歌合戦でも何気に採用されたように、
ほぼ2分間の中に、ライブで演奏された全曲を纏め上げられた
「全曲つなぎ」が演奏されます。

今回も手の込んだ繋ぎ方しています。
一部本当の曲順と入れ替わっているところはありましたが。
(たとえば「GO PLAIN」と「結婚しない二人」)

ていうか、KANさんはこんなにあちこち転調しても
ちゃんと歌えるってのがたとえプロだから当たり前と言われても、
やっぱりスゴイもんはスゴイです。
たとえ練習しまくっていても、こんなに短時間の曲を
立て続けに詰め込んだら、普通は覚えられないです。
何度も練習して体に染み付かせているんだろうな、と思います。

そして、冒頭にも書きましたが、
『崖の上のポニョ』が、やってない曲として
選ばれ、ここでも大変な替え歌が付けられたというわけです。
いや〜、すごかった。宮崎監督が知ったら怒ってくるね、きっと(笑)。
テレビではそのまんま放送なんて出来ません(笑)。

そして、
「みんな〜、いっくよ〜」
で始まり、
「これで、おっしまいよ〜」
で終わる「エアあやや」。

「みんな、いっくよ〜」は
わりと簡単にタイミングばっちり口パクしやすいと思うのですが、
「これでおっしまいよ〜」
の部分は、曲の終わりの部分で延々とのばしまくってるところで
入るので、相当口パクを合わせるのが難しいと思うのですが、
東京公演2日目は、バッチシドンピシャ、タイミングが合ってました!!
ちなみに、東京公演1日目は、惜しくも、
ちょっと口パクのほうが遅かったです(笑)。

そんな、やってない曲として紛れ込んだ「ポニョ」、そして「エアあやや」。
ライブツアーが始まる前に僕が予想した通りでびっくりしました。

ちなみに、以下のように書いて予想していたんです。
ネタバレOKの掲示板で、2月6日に。


そういえば、今回のツアー、アンコールで「全曲つなぎ」をやるんだとすれば、やはりその中に毎回紛れ込ませている「やってない曲」は何がくるでしょうね〜。

やはり「ポニョ」とかかなあ?
あれ?「海雪」は昨年でしたっけ?

あとは・・・エアあややとか(笑)
西嶋さんが歌ってKANさん口パクとかだったらかなりおもろいんですが。


カンペキな正解ではないですが、
なんか奇跡のようなものを感じました(笑)。

その後も、ダイジェストにおけるMoonのところで
KANさんがピアノの上で腕を左右に振りながら
感動的に歌うのですが、そこでも、
「恋の季節いつまでも ポニョポニョポニョかえるの子」
とか雰囲気ぶちこわしてて面白かった(笑)

曲が完全に終わったあと、最後は西嶋さんが
「さかな、さかな、さかな、さかな、さかな・・・」と
リフレインしながらフェードアウトして終了。

なんというくだらない面白さをとことん追求するライブなんだ、と。
改めてそのぐったり感に感動しました。
(誉めてるんだかけなしてるんだか(笑)
でもKANさんのライブってそういうもんなんですよね、いつも)

◇◇◇◇◇

満開の拍手の中、
KANさんを残して他の4人のメンバーがステージから退場。
KANさんがピアノの前に座ります。

最後の曲に入る前に、今後の活動について、話がありました。
それによると、正確な文言までは覚えていませんが、
以下の通りです。

・このライブツアーが終わったら、トルクメニスタンに旅行に行く。
・帰国したら、ゴールデンウィークなので、しっかり休む。
・ゴールデンウィークが終わったら、5月病になる。
・そのあとは梅雨なので、なにをするにもいやになる。
・梅雨が開けたら暑いので、やっぱりなにもしたくなくなる。

・・・みたいな感じ。つまり、どこまで本当のことなのかは
別として、少なくとも夏までは動きがなさそうだということですね^^;

いいです、我慢します。このライブがDVD化されるのであれば!!
(まだDVD化なんてどこにも言及されていませんが)

<09/03/27:追記>

3月27日の東京追加公演にて、念願のDVD収録がありました!
僕は参加していませんが、参加した友人の情報によると、
DVD収録だからこそのエヅラ的な(笑)演出があったそうです♪

その他モロモロ、
オーディオコメンタリーも含めて(あるかどうかわからないけど)楽しみです。
うちのオクサーヌが育児中で残念ながら参加できなかったため、
こうやって超長文のライブレポを執筆しましたが、
どうもやっぱりうまく伝わらないためにやきもきしていたのです。

ようやく実物を見せてあげることができます!
やっぱり「百聞は一見に如かず」です^^。

気になるのは、ダイジェストであの曲の歌詞は果たしてそのままなのか、
それとも、「NO IDEA」のとき同様、オリジナルの歌詞になって
おとなしくなってしまうのか・・・(笑)

◇◇◇◇◇

そして、しっとり最後の曲です。

23.50年後も

もはや、「弾き語りばったり」等で物凄く聴きなれているバージョンですし、
何の心配もなく、じっくりじわじわと感動しながら聴いていられる
楽曲です。あちこちに感想は書いているので、
ここではキャッツアイしますね。

でも、バンドライブのときに聴く「50年後も」は、
ちょっとだけロックなりの歌いまわしになっていて、
厳密には「弾き語りばったり」シリーズでの歌い方とは違っています。

さっきまでのハチャメチャ具合が嘘のように、
KANさんの声は調子良く、響き渡っていました。

そして、とうとうこのライブも終わってしまうのね、という
寂しさも背中に感じ始めます。筋肉痛も足に感じ始めます(笑)。

◇◇◇◇◇

演奏が終わり、深々と礼。
観客から無言の「ありがとう」がステージ中央のKANさん目掛けて
浴びせかけられます。
しばらくしてKANさんが頭を上げると、
KANさんはステージから去ろうとしました。
が、ここでもう一度ピアノの方に戻ります。
そう、このライブ中、何度か同じような場面があったのですが、
さっき衣装として被っていた海賊の帽子を忘れそうになっていたので、
わざわざ、取りに戻ったのでした

そして、KANさんは今度こそステージから去りました。
本当にお疲れ様でした。ありがとうございましたm(__)m

◇◇◇◇◇

KANさんファンの中ではもう定番となっている
終演時に流れるBGM、
ビリー・ジョエルさんの名曲「And So It Goes」。
今回もこの楽曲が選曲されました。
やっぱり落ち着きますね。これを聴くと。

「は〜、おわった〜、ぷっは〜」
ていう満足感をややクールダウンさせる時間。
わざわざ影アナさんのアナウンスが遅くしてある理由は、
この「And So It Goes」をしっかり堪能する時間を
くれているのだと、信じています。

でも、油断はできませんよ〜。
この後、耳をウ〜、ダンボ!にして聴くべきものが。

そう、ニセツアータイトルです。
(具体的な各会場のニセツアータイトルは前半戦にまとめてあります。)

これをちゃんと聴きとれるか聴きとれないかで、
ライブが100%堪能できたかどうかが決まるといっても
清小過言でもありません。

大阪初日は、無事聞き取れました。
東京1日目も、東京2日目も、途中でアンコールの拍手が鳴り始めながらも、
なんとか聞き取れました。よかったよかった。

そして、
ニセツアータイトルを聴いて、すべてのアナウンスが
終わってから、客席から拍手を贈りました。

これは、最後にKANさん(と変なツアータイトルを読まされる影アナさん)に
最後に心から「ありがとう」を表現するために、
「NO IDEA」ツアーあたりから個人的に心がけている儀式。
いつの間にか、周りの方でも同じようにしている方がいて、
なんとなく嬉しい今日この頃です。

今後私が参加する公演では必ず行う予定です。

ツアーグッズ的な話

今回のツアーグッズ、かなり実用的で嬉しかったです。

買ったのは、
「首都ール・イン・クッション 〜アンティーク・グローブ〜」
「クイズ!首都あてクリアファイルセット」
「リール首都ラップ 2009 ヨーロッパ版(上級編)」
の3つ。

今までストラップとTシャツくらいだったのですけど、
今回はすごい頑張りましたね^^
マジで首都覚えてしまえますね、これなら。

おわりに

曲構成としては、スタンディングとシッティングがはっきりと分かれた塊となっていて、
混乱することのない、わかりやすいライブとなっていたと感じました。

「平均発表年=1993.18年」と、今までにないくらいに古い曲が
選曲されていました。
KANさんも、「聞いたことがない曲は新曲だと思ってください」とか
言っていましたが、まさにそうだなと思いました。
シングル曲率も少ないですからね〜、いつもと比べると。

でも、ぜんぜん知らない曲が多いと感じた皆さんでも、
今回のライブツアーはかなり内容が面白かったため、
あまり、飽きることはないかと思いました。

ネタで笑わせたり、曲で泣かせたり、
珍しい楽器に感心させたり、踊りまくらせたり・・・。
これらのメリハリがはっきりしていたのも、
飽きない要因だったのではないかと思いました。

あと、これまでで一番演奏曲数が多かったかと思います。
バラエティ溢れる全23曲。本人曰く、

<無駄な喋りはやめて、どんどん曲を演奏します>

みたいな宣言を冒頭のMCでしていたのがその通りとなったわけです。
ていうか、アンコールまでの時間が「ゼロ」に近かったのが
もう普段よりも2曲くらい多く演奏できた要因の最たるものかも(笑)。

そりゃ、ホールツアーでセットをバリバリ豪華にしている
ような高額予算アーティストと比べると自由度は少ないですが、

その分、少ない自由度をカンペキ漏れなく駆使して、
どうやったら新しいお客さんでも「楽しかった」と思わせられるか、
という命題に、意識してか無意識かはわかりませんが、
取り組んでいるんじゃないかな、と感じました。

一方、もちろん、ずっと昔からファンの皆さんにとっては、
昨年の「NO IDEA」同様、
「これまでのライブアレンジ、演出の集大成+α」
とも呼べる展開でした。

懐かしいものから、こんな風に変わるんだ!というものまで、さまざま。
「あまり好きじゃなかったけど昔のアルバム探して聴きなおしたくなった」
みたいな感想を持った人も多かったのではないでしょうか。

とにかく、過去になかなかなかったタイプの充実度でした。
本当にありがとうございました。

でも、「じゃぁ、スイスの首都は?」というタイトルと、
衣装やステージのセットとは、無関係、という(笑)。

ひとつひとつのネタって、どれくらい練習するもんなんでしょうね?
あそこまでシナリオだか台本だか作ってるんでしょうから、
バックメンバーの皆さん含めて、結構練習していると思うんですけど。。。

以上、書き忘れていることがたくさんあるような気がしますが、
随時思い出したらどんどん書き足そうとしている所存です。

これまで何度も何度も曲数をちょびちょび足して更新していましたが、
なんとかここまでたどり着けました。
あとで自分で読み返してみると、
相当読みづらいライブレポになってしまいました。

そもそもは、息子が生まれて間もないこの時期、
今回のツアーに参加できなかった妻に、
なんとかこの感動を伝えたくて書き始めたものなのですが、
たぶん、妻は、「長くて読む気になれない」というに
違いありません(笑)。

そんなライブレポなのにもかかわらず、
最後まで読んでいただけたみなさま、
本当にありがとうございましたm(__)m

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