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15th Album『カンチガイもハナハダしい私の人生』の1曲目に収録。

ファーストインプレッション

KANさん曰く、単なる企画モノと思われると
不本意なので、敢えて1曲目に持ってきた
という超話題作。

もちろん、これは1979年のザ・バグルス
「Radio Star(ラジオスターの悲劇)」から
タイトルを文字っていることは明らかですが、
決して曲はそのタイトルとは関係なく。

ここ2年くらい、ずっと
「Perfumeの音楽的な大ファン」
と宣言しているKANさん。

昨年のライブツアー「じゃぁ、スイスの首都は?」では
オープニングでボコーダー(ボイス・エンコーダー)を
使ってポリリズムをインクルードしたくらいの
熱の入れよう。

「中田ヤスタカさんすごいです」とか、
「こんな曲を作ってみたいと思っている」と、
過去にもラジオなどでKANさんはつぶやいていて、
まさにそれを成就させたのが、この楽曲です。

僕が「Perfume」の曲でちゃんと聴いたことがあるのは
シングル各曲程度なのですが、実のところは
興味がないわけではありません。どちらかというと
ハマるとやばいと思って買っていないクチです(笑)。

曲の作り方としては、KANさんが作ったMIDIを元に、
シンセのプロとして涌井啓一さんが音色等をお手入れ。
なので、アレンジはKANさんのみのクレジット。

KANさんのアレンジ時点では
おそらく音色はYMOあたりに
近かったのではないかと思います。

こんなテクノポップまで、中途半端にせず、
渾身の研究と拘りで全力でやりきっちゃう。
その中にも遊びを随所に入れるわけですから、
出来上がった楽曲に籠められた
破壊力は相当に凄まじいわけです。

先ほども言ったとおり、
どこにPerfumeのどの曲がコラージュされているとか、
そういう話は、すぐにはできません。
せいぜい「チョコレートディスコ」を感じる
部分があそこにあるな、とか、
オープニングは「ポリリズム」の位置づけと
同じだよね、とか、その程度。
原曲も手元にはないので、確認しようがない。

ただ、僕がこの曲を聴いて、
「やっぱりPerfume聴こっかな」
と思わされたことは紛れもない事実。

むしろ、あとでPerfumeのアルバムを買って、

「あ、レジ子スターのあそこの部分が
Perfumeのこの曲のこの部分なのね!」

という逆の楽しみ方をするに違いありません。

と、さんざんPerfume的テクノポップの
サウンドが忠実に再現されているような話
ばっかり書いていますが、

メロディと歌詞は、実のところ、
KANさん的世界が相当の割合で
残っていて、全体的に散りばめられています。

歌詞は、端的に言えば、
レジ係の女性に一目惚れしたお話。

ラジオスターのタイトルをパロッてから
レジ係のお話を考えついたのか、
先に題材があったからタイトルを
パロッてしまおう、と決めたのか、
どっちなんでしょうね(笑)。

いきなり転調してレジを打ちまくるんですけど、
途中で1度転調しては戻るとか、
心地いいですよね。
あれもPerfumeを意識してのことなんですか?
あれ、すごく好きです。
レジで20%引きされたりしてますが、
一体何を買ったのでしょうね。

値段は言葉の響きで選んで順番も決めてる
のでしょうけれども、
これを決めてるシーンを付属DVDで
ドキュメントしてほしかった方も
少なくはなかったはず(笑)。

「Aラインのワンピースに真面目そうな黒タイツ」

今回のライブツアーでどれだけの女性が
このコーディネイトで参加されるのか、
それも密かな注目点になりそうですよね。

場合によっては、
束ねた髪、グリーンエプロンと三角巾で
登場する人もいらっしゃったりして(笑)。
無理矢理小さな丸い耳にするのは無理でしょうけど。

今回は歌詞で「各駅停車東急線」といってるので、
実際は東京以外も走ってますが、
まあ間違いなく東京でしょう。
場所は東急ストア的なことなのかな?

これぞ、KANさん好みの風貌・生活スタイルを
完全再現した女性なのだと思います。

メロディですが、
もちろん、パートを3分割したり
立て付け3人連続で連ねて歌ったりと、
「Perfume」を強烈に意識した
部分も多いのですが、
かつて平井堅さんに提供した楽曲
「Twenty!Twenty!Twenty!」を
「レジ子スター」と同様のサウンド作りで
再現し、ボコーダーを使って歌うと、
相当「レジ子スターっぽくなる」んだと
いうこともわかりました。

決して「Perfumeっぽくなる」
のではなく、「レジ子スターっぽくなる」
のです。

つまり、メロディのフレーズ末尾とか、
譜割りとか、コーラスワークとか、
サビへの導入手段など、
「レジ子スター」と「Twenty!Twenty!Twenty!」に
同じ解決方法を用いている箇所が多い
ということを示しているのでしょう。

ぜひ、聴き比べてみてはいかがでしょう。

自分で作りたかったものを、
自分のやりたかったことを、完全に
やりきった感のあるこのアルバムの
1曲目としてきわめてふさわしい作品。

決して企画モノではなく、
本気を出しているんだということが、
とてもよく伝わってくる曲だと思いました。

「黒タイチュ」がツボだという意見が多い中、
個人的に僕が一番ツボに感じているのは、

あれだけイスから転げ落ちさせておいて、
特に後半部分に畳みかけるように
本編に関係ないダジャレが並ぶところです。

それで思い出しましたが、
とあるラジオ番組でのKANさんのコメントによると、
女性はダジャレとかは言わないほうが
いいらしいですよ^^。

あと、普通のアーティストだったら
あの半分の小節しか使わなかろう、
という冒頭レジ打ちのシーンも大好きです(笑)

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